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2020.02.02

【全日本インドア】中本、11年ぶり全日本インドアV、中本/鈴木が歓喜のタイトル

第65回全日本インドア選手権大会◎2/2丸善インテックアリーナ大阪

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トロフィーを手に笑顔を見せる中本(左)/鈴木

 磨きをかけたダブルフォワードで、因縁の対戦を制して中本圭哉/鈴木琢巳(福井県庁)が頂点へ立った。

 2月2日(日)、丸善インテックアリーナ大阪で開催された『第65回全日本インドア選手権大会』。2019年度トップクラスの男女各12ペアが、インドアの王者を目指した。
 男子は船水颯人/上松俊貴、安藤優作/安藤圭祐、中本/鈴木、船水雄太/広岡宙が予選を抜けて決勝へ。船水颯/上松が昨年の全日本選手権決勝と同じカードとなった安藤兄弟戦にG⑤−3で勝利。中本/鈴木は船水雄/広岡を0で圧倒した。

 決勝は1週間前の東京インドア予選リーグでも対戦し、お互いよく知った顔合わせ。東京インドアはファイナルを船水颯/上松が制し、この日もG3−1まで船水颯/上松が先行したが、中本/鈴木も自分たちのプレーを貫きじりじりと挽回。ファイナルとなり船水颯/上松が一時マッチポイントも握ったが、中本/鈴木もひるむことなく、最後は中本/鈴木に⑧ー6で勝利の女神が微笑んだ。

ダイナミックなダブルフォワードで会場を沸かせた中本(左)/鈴木

 予選リーグでは内本隆文/内田理久(早稲田大)とのファイナルを制し決勝トーナメントへ進んだ中本/鈴木。昨年の全日本インドア代表予選会と黒星を喫した因縁の相手に勝利したことで、決勝まで波に乗った。

 現在30歳の中本は、11年前(2009年)の早稲田大時代、19歳で全日本インドアのタイトルを獲得している(ペア・石川裕基=当時中央大)。現在26歳の鈴木とともに、30代もさらなる輝きを見せてくれそうだ。

優勝インタビューを受ける中本(中)/鈴木(右)。ミズノ所属のナショナルメンバー・九島一馬(左)が配信のインタビュアーを務めた

船水(左)/上松は一時マッチも握ったが惜しくも準優勝

船水颯人(右)/上松俊貴

NTT西日本からは船水颯人の兄・雄太(右)と広岡のペアが決勝トーナメントへ。スタンドの声援に押され、気迫みなぎる姿勢が光った

安藤優作(左)/安藤圭祐の兄弟ペアも着々と決勝トーナメントへ

男子準決勝

船水颯人/上松俊貴(早稲田大) ⑤ー3 安藤優作/安藤圭祐(東京ガス/東邦ガス)
中本圭哉/鈴木琢巳(福井県庁) ⑤ー0 船水雄太/広岡 宙(NTT西日本)

男子決勝

中本圭哉/鈴木琢巳(福井県庁) ⑤ー4 船水颯人/上松俊貴(早稲田大)

▼結果詳細は大阪府連盟HP

写真◉石井愛子 取材◉深作友子