元天皇杯チャンピオンの浅川陽介プロコーチが、テニス歴の浅い中学生にショットの基本をレクチャーする。今回はレシーブの後編。甘いセカンドサービスを叩くレシーブとクロスに返すレシーブの注意点、そして男女別の練習法を紹介する。

「初級者が高さをつけたレシーブの次に目指すのはクロスに返すレシーブ」と提案する浅川コーチ。レシーブのコースは全部で７通り考えられるが、初級者にとって技術的に取り組みやすいのがクロスに返すレシーブだという。本誌ではフォアとバックの打ち方の他に相手のセカンドサービスが甘くなったときの叩き方も解説している。さらに、レシーブが上手くなるための練習法を男女別に紹介。部活で活用してほしい。

解説＝浅川陽介
HY-PROJECT代表。ヨネックスアドバイザリースタッフ。日本代表として内外で活躍。世界ランキング最高１位。天皇杯に２度優勝の他に数え切れないタイトルを獲得。2010年に引退後は、民間スクール、行政管轄でも技術指導を行うプロコーチ。同時にソフトテニスの普及と強化のためにスクール、大会、講習会などを全国各地で開催。レベルや年齢に合わせた指導を行っている。元全日本U-20コーチ。https://hy-softtennis.jp

協力＝下國康生
日本体育大学ソフトテニス部２年。北海道科学大学高校卒。