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2022.01.18

【ルーセントカップ 第62回東京インドア】インハイ個人王者がトップレベルに挑戦!①仲川晴智(三重高)の体感したことと収穫

ルーセントカップ 第62回東京インドア◎1月16日 東京体育館

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初戦は見る方にも伝わるぐらい硬かった

 昨年は中止となっていた東京インドアが、多くの関係者、選手たちの努力によって開催された。大会は男女8ペアが出場して、熱戦が繰り広げられたが、連盟・主催者推薦枠として出場した、昨年のインターハイ個人戦を制した男女ペアに、国内トップレベルで感じたことと、中学生向けのメッセージをもらった。

仲川晴智(三重高)の場合

――大会を振り返ってください。
「全日本レベルのインドア大会ということで、初戦(船水颯人/上松俊貴)は今までにないほど緊張しました。2試合目からは緊張感もほどけて、自分本来のプレーができたと思います。できることをしっかりやれば通用する部分もありましたから。今後、このレベルで戦っていける選手に成長するきっかけにしていきたいと思います」
――印象に残った試合はありますか。
「一番印象的だったのは林田(和樹)/柴田(章平)戦です。とにかく、先手を取るのが難しく、少しでも気を緩めると、すぐに仕掛けられて、苦しい展開になる。特に後衛としては、林田選手のネットプレーの精度は後衛とは思えないほど鋭く、正確で、それには驚きました」
――中学生へのメッセージを。
「僕は中学時代、思うように勝てませんでしたが、高校生になって一番変わったのは、プレーに対する意識です。すべてを上手になるというよりは『これだけは誰にも負けない』と思えるプレーを1つ見つけて、磨いてきた結果が今の自分だと思います」

 予選リーグでは上岡(俊介)/丸山(海斗)ペアに勝利するなど収穫もたくさん持ち帰った。4月からは実業団でプレーするが、成長するきっかけを手にした大会だろう。

いろいろなことを感じられた大会だった

取材◎N石コーチ 写真◎井出秀人

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