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2022.01.19

【ルーセントカップ 第62回東京インドア】インハイ個人王者がトップレベルに挑戦!③寺澤佑珠妃(京都光華高)の体感したことと収穫

ルーセントカップ 第62回東京インドア◎1月16日 東京体育館

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 昨年は中止となっていた東京インドアが、多くの関係者、選手たちの努力によって開催された。大会は男女8ペアが出場して、熱戦が繰り広げられたが、連盟・主催者推薦枠として、昨年のインターハイ個人戦を制した男女ペアに、国内トップレベルで感じたことと、中学生向けのメッセージをもらった。

寺澤佑珠妃(京都光華高)の場合

――大会を振り返ってください。
「戦ってみて、点数がまったく取れないとかではないのですが、競った場面や、大事な場面では必ず『取りきる』という、要所要所での能力が本当にすごいです」
――印象に残った試合はありますか。
「一番印象的だったのは高橋乃綾/半谷美咲戦。ボールは決して速くないのに、つなぎのボールひとつとっても、深くて、厳しいコースに入ってくる。カットサービスが返せたとしても、チャンスボールになるので、少しでも厳しいコートに打とう思うとミスになるし、そのプレッシャーが大きかったです」
――中学生へのメッセージを。
「私は高校で『個性を伸ばすこと』と『考える力』を学びました。自分の弱点ばかりにとらわれず、個性を伸ばすことで、最終的には弱点も克服できるし、しんどい練習も前向きに取り組めます」

 日本代表で金メダルを獲得している高橋/半谷と対戦できたことは大きな経験になりそう。ここで感じたことを次に生かしていける選手だけに、この先に期待したい。

昨夏の個人戦を制覇した北川(右)とのペア

取材◎N石コーチ 写真◎井出秀人

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