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2022.04.04

【全日本女子・男子選抜】髙橋/半谷が4年ぶり3回目V。内本/内田、シングルスの広岡、早川は初優勝

全日本女子選抜・男子選抜◎4/2、3/東京体育館,,

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ラストイヤーに好スタートの高橋/半谷

 前回、駒沢公園運動場で行われた全日本女子選抜大会、および全日本男子選抜大会は、昨夏、東京オリンピックで卓球会場になった東京体育館に舞台を移し開催された。

 24ペアが出場した女子ダブルスは、今大会でもっとも長い歴史を持ち、64回目を迎える。この伝統ある戦いの頂点に立ったのは、「ペアとして戦うのは今季が最後」と公言している高橋乃綾/半谷美咲(どんぐり北広島)だった。

 決勝戦では、今季からヨネックスのエースを担う貝瀬ほのか/渡邊絵美菜にG⑤―2で勝利。試合後、引退を決めている半谷は、「試合前、監督から『この試合に出るのも最後だな』と言われて、あらためて優勝したいと思いました」と秘めた思いを打ち明けていた。

 女子シングルスは、前回3位の早川日向(ナガセケンコー)が初優勝。前回は、石井友梨(ワタキューセイモア)に準決勝で敗れて悔し涙を流したが、今年は決勝戦でリベンジを果たし、うれし涙を目に浮べた。

シングルスには自信を持つ早川

 男子は単複ともにフレッシュな顔ぶれがそろった。男子シングルスは、社会人5年目の広岡宙(NTT西日本)が、決勝戦で船水颯人(稲門クラブ)に勝ち、「素直にうれしい」と初Vを喜んだ。日本のエース船水に公式戦で勝つのも初めてだった。

ケガから復調した印象の広岡

 男子ダブルスは内本隆文/内田理久(NTT西日本)が王座に。決勝戦では、安藤優作/安藤圭祐(東京ガス/東邦ガス)に粘られるも、最後までスピーディーな展開を崩さず、G⑤―3で勝敗に決着をつけた。社会人2年目の内田は「NTTに入ってから初めて全日本と名のつく個人戦で優勝できたことがうれしい」と喜んでいた。

内本/内田は初優勝

取材◎鈴木快美 写真◎川口洋邦

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