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2022.08.07

【全日本実業団】]NTT西日本が最多記録更新の16回目優勝、ワタキューセイモアが初の2連覇達成

男子第67回・女子第66回全日本実業団選手権大会◎8月6、7日/三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿テニスコート、津市民テニスコート

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連覇を果たしたワタキューセイモア

 日本最高峰のチーム戦・全日本実業団選手権は、8月6日(土)から7日(日)まで行われ、男子119、女子16チームが三重県・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿庭球場、津市民テニスコートにて、熱戦を繰り広げた。

 トーナメント方式で競われた男子は、NTT西日本が自らの最多記録を塗り替え、16回目の優勝を飾った。ヨネックスとの準決勝、福井県庁との決勝は、広岡宙/上松俊貴、本倉健太郎/林佑太郎という24 歳以下の若いペアが活躍。いずれも3番に回すことなく、②-0で勝利した。

 優勝後、ヨネックスの林田和樹/榊原耕平にファイナルゲームで勝った本倉は「競ったけれど、勝ちきることが大切。最後は勝ったことを評価したい」と胸を張った。フレッシュなメンバーの躍動を見届けたNTT西日本の堀晃大監督は、「この大会で大きな収穫を得られた」と目を細めていた。

男子は4年ぶり優勝のNTT西日本

男子2位の福井県庁

 4グループに分かれての予選リーグ戦のあと、1位チームのみでトーナメント戦を行った女子は、ワタキューセイモアが2連覇した。「これまで全日本実業団で2回続けて優勝したことがなく、連覇が目標だったんです」と振り返ったのは、百町善明監督だ。

 レギュラーとして出場したのは、梶尾明日香/古田麻友、中川瑞貴/石井友梨、元吉花鈴/小松﨑梨代の3ペア。百町監督は、「絶対これで勝つんだと信じて送り出しました」と不動のオーダーを築いた理由を語り、思いを知る選手たちも期待に応えてみせた。この勝利で自信を深めた指揮官は「もちろん、日本リーグも優勝をねらっていきます」と意気込んでいた。

女子2位のヨネックス

★男子
優勝 NTT西日本
2位 福井県庁
3位 ヨネックス
3位 東京ガスA
5位 ワタキューセイモアA
5位 東京ガスB
5位 東邦ガスA
5位 川口市役所

★女子
優勝 ワタキューセイモア
2位 ヨネックス
3位 城山観光
3位 ナガセケンコー

取材・文◎鈴木快美 写真◎井出秀人

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