TOPICS
大会
2022.11.27

【ジュニアジャパンカップ】合宿3日目はダブルスで勝負。U-20男子は幡谷康平/菊山太陽(中央大/高田商業)が優勝!

第17回ジュニアジャパンカップ「競技者育成プログラム(Step-4)」◎11月25~28日/生目の杜運動公園テニスコート、清武総合公園テニスコート

関連キーワード:
U-20男子優勝の幡谷康平/菊山太陽(中央大/高田商業)

 11月25日から始まった第17回ジュニアジャパンカップ「競技者育成プログラム(Step-4)」は27日にダブルスが行われて、それぞれのカテゴリーで勝者が決まった。この日はすべてのカテゴリーが生目の杜運動公園テニスコートで争った。

 U-20男子決勝は、ファイナルデュースとなる幡谷康平/菊山太陽(中央大/高田商業)が長い試合を制し頂点に。決勝戦前、両前衛は「どちらが多くポイントをするか?」と話をしたとのことだったが、それを忘れるくらい集中して白熱した試合だった。

 U-20女子決勝は吉木理彩/左近知美(指宿商業/日本体育大)が1ゲーム目を奪ったが、そこからネットプレーのミスが目立ち、G1-3で追いつめられマッチを握られる。しかしながら、吉木の安定感のあるストロークは相手のダブル後衛のミスを誘いファイナルへ。そこで、ネットプレーに輝きを見せた左近。二人のプレーが噛み合いファイナルは7-1で勝利し、見事頂点に立った。

 U-17男子は尽誠学園のペアが一気に勝負を決めた。部内でペアではないが、テニス自体の理解は同じだけに、決勝戦は一気に勝負を決めた。女子は柴田凛/天間麗奈(就実/東北中)がダブル後衛で頂点へ。柴田が確実なプレーでつなげると、時折、天間が攻めの姿勢を見せたのが良かった。

 U-14男子は石井悠聖/塚本光琉(横芝中/朝日丘中)が先行される苦しい展開だったが、途中から我慢して、終盤に勝負を決めた。福見優心/増田汰一(明徳義塾中/高城中)は雁行陣でペースを握ったが、わずかな差で屈した。塚本はシングルスとの2冠を達成した。

 U-14女子は村上芹/竹田羽花(宮郷中/昇陽中)が初ペアと思えないような素晴らしいテニスを展開した。村上の強気なストロークと竹田のネットプレーが噛みあった。2位の野間は2冠を逃がしたが、強い気持ちを終始披露した。

U-20
▼男子決勝
幡谷康平/菊山太陽(中央大/高田商業)G④-3仲川晴智/黒坂卓矢(東邦ガス/尽誠学園)
▼女子決勝
吉木理彩/左近知美(指宿商業/日本体育大)G④-3西村麻央/松岡琴美(誠修/三重)

U-17
▼男子決勝
米川雅翔/野本凌生(尽誠学園)G④-1塚本星弥/吉村拓海(岡崎城西/三重)
▼女子決勝
柴田凛/天間麗奈(就実/東北中)G④-0藤井優羽/宮前希帆(和歌山信愛/広島翔洋)

U-14
▼男子決勝
石井悠聖/塚本光琉(横芝中/朝日丘中)G④-3福見優心/増田汰一(明徳義塾中/高城中)

▼女子決勝
村上芹/竹田羽花(宮郷中/昇陽中)G④-0馬島汐理/野間結菜(山陽学園中/昇陽中)

 

写真◎上野弘明 取材◎後藤優太(U-20) 福田達(U-14/17)