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2023.06.16

【ハイジャパ2023】女子は全日本ミックスダブルス2位の前田梨緒などが準決勝進出! 男子は尽誠学園の坂口生磨、野本凌生らが4強入り!

ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップ2023◎年6月15~18日/北海道苫小牧市・緑ヶ丘公園庭球場

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前週の週末に初出場となった全日本ミックスダブルスで決勝進出を果たした前田梨緒(丸中大明/)。前年のハイジャパでは2年生ペアながらダブルスで優勝している(/中谷さくら)

 インターハイの前哨戦ともいえる『ハイジャパ』が、今年は7月のインターハイ会場にもなる北海道苫小牧市緑ヶ丘公園庭球場で開催。初日は男女シングルスの準々決勝までが行われ、男女ともベスト4が出揃った。

 ハイジャパは抽選でトーナメントの組み合わせが決まるため、初戦から大激戦になるなど、毎年、スリリングなトーナメントになる。
 そのような中、男子シングルスで4強入りを果たしたのは坂口生磨(尽誠学園)、昼間悠佑(木更津総合)、白井大希(鹿児島商業)、野本凌生(尽誠学園)だった。特に、白井の入ったブロックには全国大会常連校の中心選手が数多く入り、大激戦となった。8強決めでは、浅見竣一朗(東北)と米川雅翔(尽誠学園)がこの日一番といっても過言ではない、質の高いラリーの応酬となり、ファイナルまで競り合う好勝負を見せた。その勝者となった米川を、次の準々決勝では白井がG④―2で撃破。今年もまた、大混戦のトーナメントとなった。

■明日の男子準決勝
坂口vs昼間
白井vs野本

男子8強は(左から)樋口拓海(弘前実)、米川雅翔(尽誠学園)、塚本星弥(岡崎城西)、野中翔太(ルーテル学院)

 女子もまた熱戦が展開されたが、岩元望美(和歌山信愛)、日笠愛美(白鷗大足利)、前田梨緒(須磨学園)、宮前希帆(広島翔洋)が競り合いをものにして、ベスト4入りを果たした。4選手ともに実力通りの力を発揮し、順当な勝ち上がりといえた。特に、全日本シングルス選手権で宮前は4強入りし、さらに、前田はハイジャパの数日前の全日本ミックスダブルス選手権で準優勝となっている。明日の準決勝では、その宮前と前田が準決勝で激突する。どのような戦いぶりを見せるのか、楽しみでならない。

■明日の女子準決勝
岩元望vs日笠
前田vs宮前

女子8強は(左から)山下永遠(中村学園女子)、高木己想(県岐阜商業)、柴田凛(就実)、林美桜(三重)

取材・文◎八木陽子 写真◎井出秀人