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2023.10.13

【鹿児島国体】アジア大会の金メダリストも躍動! 成年男子は4強、成年女子は8強が決まる

1日目(成年男子・成年女子):特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」◎10/13-16 鹿児島県鹿児島市・東開庭球場

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成年男子・広島県と三重県の準々決勝では金メダリスト対決。三重・船水颯人(手前)が広島・広岡宙をファイナルの末に下したが、勝ち上がったのは広島

 特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」のソフトテニス競技が10月13日、鹿児島県鹿児島市の東開(とうかい)庭球場で始まった。まずは成年男子と成年女子が行われ、つい先日のアジア競技大会で活躍した金メダリストたちも都道府県代表で出場するなか、成年男子は4強、成年女子は8強が決まっている。

成年女子の愛知県は初戦敗退

 ブロック予選を勝ち抜いた16チームで争われた成年男子は、昨年まで2連覇している広島県が順当に勝ち上がった。ただ、一度も三番勝負に持ち込まれず頂点に立った昨年とは対照的に、今年は香川県との1回戦から三番勝負に。三重県との準々決勝では2番シングルスで広島・広岡宙と三重・船水颯人の金メダリスト対決もあり、やはり三番勝負となったが、勝ち抜きを決めた。

 一方、47都道府県フルエントリーの成年女子は、23年ぶりの優勝を果たした昨年に続く連覇を狙った愛知県が、初戦の2回戦で滋賀県に三番勝負で敗れて敗退。2018年、2019年に連覇を達成し、金メダリストの久保晴華を擁した東京都も、2回戦で徳島県に敗れて2日目に勝ち残れなかった。女子はやはり金メダリストの高橋乃綾が出場した岩手県、尾上胡桃が出場した広島県も、それぞれ初戦で敗れて姿を消している。

 1日目を終えて成年男子は4強が決まり、明日の準決勝は広島-奈良県、和歌山県-佐賀県の組み合わせ。成年女子は8強が決まり、準々決勝は千葉県-徳島、岡山県-京都府、兵庫県-新潟県、岐阜県-群馬県というカードとなった。

 なお、明日は天候を考慮して進行表が変更となった。下記のX(旧ツイッター)のアカウント「かごしま国体ソフトテニス競技」で公開されている。進行表

鹿児島市の東開庭球場で行われている特別国体

赤いバルーンで熱い応援を繰り広げた地元・鹿児島の応援団

午後に激しい雨と風が吹く時間帯もあった

成年女子の2回戦・大分県-岩手県の2番シングルスでは、どんぐり北広島でペアを組んでいる岩手・高橋乃綾(奥)と大分・岩倉彩佳が対戦し、岩倉が勝利

男子1日目結果

女子1日目結果

2日目の新しい進行表

取材・文・写真◎石倉利英