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[STリーグⅡ]日本信号&太平洋工業が1位通過。男子は十八親和銀行&川口市役所、 女子はきのくに信用金庫&東洋観光も入替戦行き切符を獲得
STリーグⅡ◎10月21、22日/京都府・三段池科研電機テニスコート
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「日本実業団リーグ」の名称で行われてきた今大会は、今年から「STリーグⅡ」に改称され、10月21日(土)から22日(日)まで京都府・三段池科研電機テニスコートで開催。集結した男子32、女子11チームは、3位以内に入れば、1・2部入替戦といえる12月のSTリーグプレーオフへの出場権が与えられるとあり、熱き戦いを繰り広げた。
7月の全日本実業団選手権でアキム(埼玉)が2位、マツダ(広島)が3位と、STリーグⅡの出場チームが好成績を残し、レベルの高い激戦が予想された男子は、日本信号(埼玉)が初優勝を遂げた。
薄氷を踏む1日目から一転、好調を見せての勝利だった。1日目に実施された3チームと当たる予選リーグはすべて②―1と、星をひとつ落としての危うい勝ち上がり。谷岡凌太朗、根本拓哉のシングルスで白星を奪えず、3番の草野湧凱/金子大祐がカバーしての予選1位通過だった。
この結果で「責任を感じた」という谷岡は、試合後、根本とコートに残り、課題を克服するための練習をしたという。すると翌日の順位決定トーナメントは、本田恵一監督が「本来の動きを取り戻した」というプレーで、全勝を収める。
CROSSTY HOLDINGS(北海道)との準決勝、十八親和銀行(長崎)との決勝で谷岡は、齋藤翔一/安積宗芳、草野/金子からの勝利のバトンをしっかりと受け取って勝利。チームはいずれの対戦も2-0で勝って、優勝へと駆け抜けた。
初Vをきめた谷岡は「ホッとしました」安堵の表情。一方、本田監督は、「(STリーグプレーオフでは)しっかりとインドア対策をして、STリーグに昇格したい」と前を向いていた。また、3位決定戦では、川口市役所(埼玉)が、予選リーグで前回3位の川崎重工明石を下したCROSSTY HOLDINGSに勝ち、STリーグプレーオフの出場権を手に入れた。
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最後は優勝を決めた日本信号の谷岡
◎女子は太平洋工業が力の差を証明
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女子の優勝を決めた薮内
一方、女子は、前回の日本リーグで7位の太平洋工業(岐阜)が頭一つ抜けた強さを見せて優勝を飾った。木本和志監督が「本来のプレーをすれば、負けることはないと思っていた」という自信を証明するように、東洋観光(広島)、きのくに信用金庫(和歌山)と顔を合わせた準決勝、決勝戦は、3番に控えるエースの塚川優女/地中葵に回すことなく、頂点に就いた。
優勝を手繰り寄せたルーキーの浅倉衣里/原島百合香、薮内祥子は、いずれも「国体でいい結果を残していたので、その流れでチームの雰囲気もよかった」と、勝因を分析。主将の地中は「(STリーグプレーオフでは)向かっていくだけです」と力強く語った。
なお、3位決定戦は、東洋観光が川口市役所(埼玉)に2-1で勝って、STリーグプレーオフの挑戦権を手に入れた。田中敏雄監督は「STリーグプレーオフは2回目の出場になる。STリーグでトップ4に入れるチームになるという目標に向け、地元・広島で頑張りたい」と気を吐いていた。
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昨年度、日本体育大主将だった原島は浅岡ともに太平洋工業に入社。1年目から活躍した
★RESULTS
*3位までが23年ソフトテニスSTリーグプレーオフに出場
*4位から8位までが、令和6年度ソフトテニスSTリーグⅡ本部推薦チームに決定
●男子
優勝 日本信号
2位 十八親和銀行
3位 川口市役所
4位 CROSSTY HOLDINGS
5位 マツダ
6位 厚木市役所
7位 三菱重工相模原
8位 日本製鉄大分
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男子優勝の日本信号
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男子2位の十八親和銀行。予選で優勝候補の一角、アキムを破った
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男子3位の川口市役所
●女子
優勝 太平洋工業
2位 きのくに信用金庫
3位 東洋観光
4位 川口市役所
5位 ヨネックス新潟
6位 トヨタ自動車
7位 ベスト
8位 チームサニーブリーズ
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女子優勝の太平洋工業
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女子2位のきのくに信用金庫
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女子3位の東洋観光