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2025.08.30

【インカレ2025】大学対抗の男女1日目が終了。各会場で熱戦が展開

インカレ2025◎8月30日~9月3日/千葉県総合スポーツセンター庭球場、青葉の森スポーツプラザ庭球場、四街道総合公園庭球場(男子)、千葉県総合スポーツセンター庭球場、高浜庭球場、稲毛海浜公園スポーツ施設庭球場(女子)

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天理大は東海大に惜敗

 8月30日、千葉県千葉市と四街道市で2025年度のインカレが開幕。2年ぶりに大学対抗から始まる日程となり、例年以上に厳しい猛暑が選手や応援に回る部員たちの体力を容赦なく奪ったが、各会場では熱戦が繰り広げられた。

 千葉県総合スポーツセンター庭球場での大学対抗・男子1日目は、前々回の覇者・明治大が順当に準々決勝に進出。ベスト8決めとなる前回王者の早稲田大対関西外国語大、関西学院大対東京経済大、日本体育大対東海大の4回戦は、それぞれ試合途中でサスペンデッドゲーム、明日の第1試合に持ち越しとなった。

 そうした中、2日目には残れなかったものの、気迫みなぎるプレーで存在感を示したペアが少なくなかった。たとえば天理大の平川史恩/玉置毅人は、その好例と言えるだろう。天理大は初戦の2回戦で高知工科大を下した後、東海大との3回戦は三次戦へ。7月の西日本インカレでダブルスを制した平川/玉置は、相手エースの木村奏都/松本隼とファイナルの激闘を演じたが、最後の最後で力尽きた。

 平川が「4回生を勝たせたい気持ちがファイナルに入る前によぎってしまい、思ったようなプレーができませんでした」と悔しさをにじませると、玉置も「割り切った勝負ができませんでした。相手は自分とは違った上手さがあって、すごいなと思いながら試合をしていました」と力負けを認めた。平川が言う、天理大にとっての〝3回戦の壁〟は4年連続で今回も越えられなかったが、この惜敗で得られた何かがあったはずだ。

 同志社大の清水駿/宮田成将もチームは4回戦で明治大に屈したが、持ち味は十分に発揮した。3回戦まではチームメイトとともに危なげなく勝ち上がり、明治大戦では一次戦で米川雅翔/上田泰大という実力ペアにG④-1で快勝。二次戦で中村悠峰/岡田侑也を相手にファイナルに持ち込み、3―1リードと〝3本回し〟の期待も膨らんだが、勝利にはあと一歩及ばなかった。

「監督からも3試合する気でいろと言われていて、1試合目は順当に勝てましたが、中村/岡田ペアの普通とは違うダブルフォワードの陣形に対応しきれず、爪が甘いところが出てしまいました」と清水は肩を落とした。ただ、関西の雄として「関東の大学に立ち向かう」という気持ちにブレはない。この日の思いを力に変え、明後日からの個人戦で頂点を目指す。

平川史恩(天理大)

玉置毅人(天理大)

清水駿/宮田成将(同志社大)

取材・文◎小野哲史 写真◎ぉまみ