【インハイ】男子個人戦・第1シードの北野/鈴木などが64強へ。三重の久保田/西は敗退
男子1日目個人戦:インターハイ2018◎7/30-8/6三重県・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿庭球場
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7月30日(月)から8月6日(月)にかけて、ソフトテニスのインターハイが三重県鈴鹿市で開催されている。8月4日は男子318組がエントリーした個人戦の3回戦までが行われ、64強が出そろった。
下原とのペアで個人連覇を狙う林
第1シードの北野亮介/鈴木竜弥(宮城・東北)は初戦の2回戦、3回戦とも1で勝利。2015年の全中個人戦に続き、高校でも頂点に立つべく順当に勝ち上がった。反対のヤマに入った同じ東北の2枚看板の一角、水木瑠/福田成海も2試合を問題なく0でクリアしている。
昨年の個人戦を阪本崚(現・関西大)とのペアで制した林湧太郎(奈良・高田商業)は、今年は下原涼太とのペアで個人連覇を目指し、やはり2試合とも快勝した。昨年の経験がある林は、勝ち上がるためのポイントについて「しんどい試合が絶対に1回か2回はあると思うので、そういうときに負けない、あきらめない気持ちで踏ん張る試合をしてから、自分たちのテニスに持っていきたい」とコメント。下原は「インハイは初めてなので1試合1試合、集中して戦っていきたい」と今後を見据えた。
ほかにも、6月のハイジャパでダブルスを制した中西夏輝/田中駿平(大阪・上宮)、昨年の団体戦を制した羽黒(山形)の根本拓哉/齋藤龍二などの有力候補が実力を発揮して勝ち上がった。一方、地元・三重高の大将、久保田篤司/西泰右は、3回戦で四国個人Vの米川結翔/大辻伸彬(香川・尽誠学園)に2で敗れて姿を消している。
明日は4回戦から始まり、優勝のためには1日で6試合を勝ち抜かなければならない。この日の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿庭球場は猛烈な暑さに見舞われ、明日も同様の天気が見込まれている。勝ち上がる過程での体力の消耗回避や試合間の回復など、コンディショニングもタイトルの行方を左右するポイントになりそうだ。
取材・文◎石倉利英 写真◎井出秀人、川口洋邦 協力◎高体連ソフトテニス専門部