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2018.10.05

【国体】少年男子は4強、少年女子は8強が出そろう。男子は奈良が2連覇、女子は東京が3連覇に向けて2日目へ

第73回国民体育大会◎10/5~8 武生(たけふ)中央公園庭球場、福井市わかばテニスコート

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男子、女子ともインハイとの2冠狙う

第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」のソフトテニス競技は5日、武生(たけふ)中央公園庭球場と福井市わかばテニスコートで少年男子と女子の競技が行なわれ、男子はベスト4、女子はベスト8が出そろった。

16チームで争われる男子は、インハイ団体優勝、2冠を狙う高田商業高単独の奈良が、国体連覇に向けて順当に勝ち上がった。1回戦で地元の福井に③-0、準々決勝は香川に②-0で勝ち、1番ダブルスの下原涼太/池口季将、2番シングルスの林湧太郎、3番ダブルスの花岡忠寿/増田祐太という万全のオーダーが実力を発揮した。

奈良と同じゾーンでは、選抜優勝の東北高単独の宮城が、1回戦で東京を③-0、準々決勝ではインハイ団体3位の上宮高単独の大阪を②-0で下して4強入りした。逆ゾーンでは、インハイ団体5位の都城商業高の宮崎が、準々決勝で同団体準優勝の羽黒高単独の山形を破って4強へ。もう一つは、とわの森三愛高と北海道科学大高の混成チーム北海道が、1回戦で三重、準々決勝では富山を下して勝ち上がっている。

47都道府県がフルエントリーしている女子は、3連覇を目指す文大杉並高単独の東京が、初戦の2回戦で岐阜、3回戦では山形を下して準々決勝へ。インハイ個人優勝の小林愛美/原島百合香が1番ダブルスで2勝と貫録を見せている。インハイ団体優勝で2冠を目指す昇陽高単独の大阪は、秋田との1回戦が3番勝負にもつれ込む接戦となったものの、2回戦では愛媛、3回戦では昨年3位の神奈川を、いずれも0で下した。

このほか、インハイ個人準優勝の長谷川憂華/立花さくらが1番ダブルスで3勝を挙げ、残る就実高のメンバーも力を発揮した岡山、中村学園女子高単独の福岡などが8強入りを決めた。一方、選抜優勝の三重高単独の三重は、初戦の2回戦でインハイ団体3位の須磨学園高が中心の兵庫に3番勝負で敗れ、姿を消している。

明日は男女とも武生中央公園庭球場で行なわれ、男子は準決勝が10時30分から、女子は準々決勝が9時から行なわれる。このほか3位決定戦や、ベスト8に進出したチームによる順位決定戦を行ない、優勝から8位までの順位が決定する。

●男子準決勝
・奈県vs宮城
・宮崎vs北海道

●女子準々決勝
・東京vs岡山=①
・奈良vs埼玉=②
・大阪vs京都=③
・福岡vs宮城=④

●女子準決勝
・①の勝者vs②の勝者
・③の勝者vs④の勝者

東京の原島百合香(文大杉並高)

岡山の長谷川憂華(山陽女子高)

岡山の立花さくら(山陽女子高)。明日はインハイの個人決勝でも戦った文大杉並勢との準々決勝が待つ

インハイに続き2冠を目指す昇陽高単独の大阪。「オーイエー」で8強へ


取材・文・写真◎石倉利英

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