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2020.09.21

【第73回全関西大会】荒武/高村(ワタキューセイモア)&志牟田/泉谷(東芝姫路)が優勝へ

第73回全関西大会◎9/20 京都府・三段池公園テニスコート

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一般男子優勝の荒武光/高村悌紳(ワタキューセイモア)

 第73回を迎える全関西大会は、9月20日、京都府福知山市の三段池公園テニスコートで開催された。今年は昨年より30ペア多い156ペアが集まり、男女一般の部、35歳から10歳刻みの年齢別部門に分かれて頂点が争われた。「今年は新型コロナウイルスの影響で大会に飢えている人が多く、愛知、石川、岡山などからも選手が来てくれました」と中山則男大会委員長は説明する。

 一般の部の男子は、京都に拠点を置く地元のワタキューセイモアが同チーム決戦を実現し、ベテランの荒武光とルーキー高村悌紳が、中堅の村田直輝/足立卓磨をG④-2で下して優勝した。「大会がなかった分、課題を持って練習に取り組んだ成果を出せた」とは荒武。高村は「日本リーグに向けて頑張りたい」と意欲を示した。

一般男子2位の村田直輝/足立卓磨(ワタキューセイモア)

 

 一般の部の女子は、優勝候補の志牟田智美/泉谷朋香(東芝姫路)が順当に頂点へ。泉谷は「今回が初めての本格的な試合で、チーム外の人にどこまでやれるかを確認することが課題。収穫はありました」と振り返った。準決勝で実力者の中川瑞貴/石井友梨(ワタキューセイモア)を下した阪本唯/西本茉央(チームサニーブリーズ)はうれしい準優勝で「日本リーグに出ている人たちに勝てたことは自信になりました」と口を揃えた。チームサニーブリーズは、今季、日本リーグ1部昇格を狙っている。

一般女子優勝の志牟田智美/泉谷朋香(東芝姫路)

一般女子2位の阪本唯/西本茉央(チームサニーブリーズ)

■男子(一般の部)
優勝 荒武光/高村悌紳(ワタキューセイモア)
2位  村田直輝/足立卓磨(ワタキューセイモア)
3位  的場隆/藤田大祐(ワタキューセイモア)
3位  小谷嘉彦/神社峻広(ステーションクラブ)

■女子(一般の部)
優勝 志牟田智美/泉谷朋香(東芝姫路)
2位  阪本唯/西本茉央(チームサニーブリーズ)
3位  竹田真樹/中別府瑞希(関西大)
3位  中川瑞貴/石井友梨(ワタキューセイモア)

取材・文◎鈴木快美 写真◎太田裕史