TOPICS
大会
2023.02.10

【アゼリアカップ】全日本高校選抜の前哨戦が3年ぶりに開催! 男子17チーム、女子18チームで2月11日から熱戦開始

第36回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会◎2/11-12 香川県高松市・高松市総合体育館

関連キーワード:
2月11日からの大会を前に行われた前日練習

 3月の全日本高校選抜の前哨戦と位置づけられる『第36回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会』が、2月11日と12日に香川県高松市の高松市総合体育館で行われる。コロナ禍の影響で過去2年は中止となっていたが、今年は3年ぶりに開催されることになり、10日は試合会場で前日練習が行われた。

台湾からも男女各1チームが参加

 第1回大会が1988年という長い歴史を持つアゼリアカップは、男女とも高校選抜に出場するチームが数多く参加してインドアで争われるため、同大会の前哨戦と位置づけられている。まだコロナ禍の影響が限定的だった2020年の第33回大会は開催されたものの、過去2年間は中止となっており、今回3年ぶりに開催されることになった。

 男子は昨年の高校選抜とインターハイ団体戦を制した地元の尽誠学園(香川)、単独編成で秋の国体で優勝した高田商業(奈良)など17チームが出場。女子は昨年と一昨年の高校選抜で優勝し、今年は3連覇を狙う東北(宮城)、昨年のインターハイ団体戦で頂点に立った和歌山信愛(和歌山)など18チームが出場して優勝を争う。また、国際大会として例年、海外からの招待チームが参加しており、今年は男子が臺南市立南寧高中(台湾)、女子は國立潮州高級中學(台湾)が出場する。

 10日の前日練習では各チームが会場の雰囲気などを確かめながら練習を繰り返した。前述のとおり、女子で高校選抜3連覇を目指す東北のキャプテン・永井優理子は「プレッシャーが大きいですが、昨年と一昨年に優勝した3年生が、忙しいのに練習に来てくれて、いろいろなことを教えてもらっています」と現状を語り、「過去2年は選抜が『ぶっつけ本番』でしたが、今年はアゼリアカップが開催されます。いまの自分たちの実力がどこまで通用するのかを、ここでしっかり確かめて、できないことがあっても、選抜には絶対に間に合わせるようにしたい」と意気込んでいた。

男子組み合わせ

女子組み合わせ

選抜3連覇に向けてアゼリアカップではずみをつけたい東北のキャプテン・永井優理子

キャプテンの永井とともに昨年のインターハイ団体戦を経験している東北・坂本朱羽

前回開催された2020年大会は準優勝だった女子の岡崎城西(愛知)

女子の明豊(大分)は11日の初戦で広島翔洋(広島)と対戦する

今年が第36回という伝統の大会・アゼリアカップ

高松市総合体育館の全3コートで争われる

取材・文・写真◎石倉利英

注目の記事

まだデータがありません。

映画『案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~』
ベースボール・マガジン社
ベースボール・マガジン社
ソフトテニス・マガジンお詫びと訂正