3月5日、熊本県御船町スポーツセンター体育館にて、熊本学園大主催のKUMAGAKU CUPが開催された。全日本高校選抜大会出場の6校と熊本学園大A、Bの計８チームが4チームによる総当たり戦後、順位決定戦で優勝を争った。決勝戦は熊本学園大Aがルーテル学院高を②－1で下して優勝した。

　熊本学園大の吉井友将は「九州から日本一を目指して今大会で経験したことを残り２週間で修正して、選抜に臨んでほしいです」と期待を話した。一方、惜しくも敗れた選抜初出場のルーテル学院主将の和田は「雁行陣同士の試合では自分たちがやりたいことができました。同時に、今大会を通してできなかったことが分かったので、また日頃の練習の中で力をつけて選抜大会に向かいます」と抱負を話した。

「今大会を通じて乗り越えなければいけない点が明確に分かりました。持ち帰り、きっちり克服してきます」と３位入賞をした都城商業の瀬戸口稔監督。

　今大会を通して見つけられた弱点を克服し、さらには長所を磨き、力をつけ選抜の舞台で九州勢が輝くことに期待したい。

高校生に胸をかした熊本学園大

都城商業は3位。本番ではチーム力を見せてくれるはず

ルーテル学院の和田

ルーテル学院の坂本