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2023.09.28

【熱中!ソフトテニス部2023年秋号・連動動画】瞬発的に体幹を固定する力と体性感覚を養う・ドロッププッシュアップ

熱中!ソフトテニス部2023年秋号・P67用動画

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瞬発的に体幹を固定する力と体性感覚を養うトレーニング。体性感覚とは、例えばヒジを曲げた時に”だいたい90度くらい曲がっているな”などと分かる感覚
 

ナショナルチーム男子の兼平智孝トレーナーが、毎日できるトレーニングを紹介する連載「中学生のための身体づくり」も16回目。今回のテーマは、スポーツの土台である体幹強化。体幹がしっかりとできてくると自分の身体を適切な位置に保つ力もついてくるので、ソフトテニスに必要な動きもできるように。インパクトに生きるのはもちろん、動かされた時に崩れなかったり、ストロークしやすいように体勢をコントロールできたりと、体幹を鍛えるメリットはたくさんある。

「大切なのは“フォームが綺麗であることが重要ではなく、動きの最適解を探すのがトレーニング”という認識。同じ身長や体重でも、育ってきた背景が違ったりするので、バランスの取り方の戦略も異なります。人はみんな同じではないので、スタートからゴールまで一人一人の動きは異なりますが、狙ったところにボールが飛んでいけばOKという意識が何より大切です!」と兼平トレーナー。

 今回は、瞬発的に体幹を固定する力と体性感覚を養う、ドロッププッシュアップを動画で紹介。両ヒザをついたSTEP1と、レベルアップして両ヒザをつけず、頭から足まで一直線になるSTEP2の2パターンがある。上体を下げて着地するタイミングで腰が落ちてしまうので注意すること。自然に息は止まるはずなので、それでOK。体性感覚を養うために、鏡を見過ぎない方が良い。

両ヒザをついて行うSTEP1。動画の前半で紹介している

熱中!ソフトテニス部55号(Amazonへのリンクはこちら)の「毎日やればテニスに生きる! 中学生のための身体づくり」では、このトレーニングを含む全6メニューと、体幹力をセルフチェックできる3つのテストメニューを紹介。テスト自体もトレーニングになるので、ぜひ、取り組んでみてください!

兼平智孝◎かねひら・ともたか/1984年5月18日生まれ。岩手県出身。見前中-黒沢尻北高-鹿屋体育大を経て、トレーナーに。2016年8月、宮城県仙台市にパーソナルトレーニングジム&整骨院として『H-Field Sports Performance Center 』をオープン。身体の本来の機能を呼び覚ますトレーニングで、アスリートの指導にあたる。2023年ナショナルチーム男子トレーナー

動画撮影◎井出秀人

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