TOPICS
大会
2021.03.30

【高校選抜・3日目】都道府県全中Vメンバー擁し8強初進出の高崎商業、羽黒に惜敗し快進撃止まる

第46回全日本高校選抜大会◎3/28-30 愛知県名古屋市・日本ガイシスポーツプラザ

関連キーワード:
関東1位から初のベスト8進出を果たした高崎商。準々決勝で羽黒に惜敗したものの、ひとつ壁を越えた

2018年春に都道府県全中で優勝を果たした群馬県選抜のメンバーを擁し、全日本高校選抜大会で初のベスト8進出を果たした高崎商業(群馬)。準々決勝では強豪の羽黒(山形)と3番勝負の熱戦を繰り広げたが、最後に力尽きて快進撃が止まった。北爪秀明監督は、「勝ちたかったですね」と悔しさをにじませながら、夏のインターハイでのさらなる躍進に向け決意を口にした。

伝統校の力を感じた

――ここまでいい勢いで来ていたので、惜しい敗戦となりました。

「勝ちにこだわりすぎたというか、勝ちたいという気持ちが前に出過ぎてしまった。そういう準備をきちんとできていればよかったんですけど、それができていないのに、この場になって勝ちたい気持ちが先に立ってしまいましたね」

――準備の段階でやりきれないことがあった。

「関東大会が行われたのが2月の終わりで、その後に修学旅行も入ったので、準備期間がすごく短いなかでこの大会に向かうことになりました。中学時代に日本一を経験している子が多いので、『3年生になったときは日本一を狙おう』と口では言ってきたんですけど、去年は選抜もインターハイもなくて、この場に来るまでにこういう厳しさを経験できなかった。ウチの学校はこれまで全国大会でベスト16以上がなかったものですから、先輩たちがそれを越える姿も見ていないですし、今日も伝統校の力というものを感じました。それを乗り越えるためには、もっともっと努力が必要だったなというのが、私の反省点です」

――ただ、随所に力があるところは示しました。

「どうですかね……。力がなくはないと思いますが、まだまだ細かい部分で足りないところが多い。ベスト8に名を連ねている学校の、技術だけじゃなく身体的な部分、精神的な部分も含めて、もっと頑張らなければいけないなと感じました」

――夏に向けて、今大会で全国トップクラスとの距離感をつかめたのは大きいのでは。

「そうですね。ひとつエイト(8強決め)の壁は越えられたので、夏はもうひとつ、ふたつ壁を越えられるように頑張りたいと思います」

――中学時代からの選手たちの成長をどう感じていますか。

「すごく子どもだった子たちが、成長してきたなとは感じます。ただ、まだまだですね」

――彼らも、中学時代に勝っているという気持ちは持っている。

「今までは逆にそれが足かせになっているような部分もあって、何かふっきれないところがありました。そういう意味では、今回すごくいい経験をさせてもらったと思います」

チームを引っ張ったキャプテンの岩﨑俊介(右)と1年生の大和昌生

2019年実施(2018年度)全日本高校選抜大会
男子結果>>優勝:高田商業(奈良)(2年ぶり12回目)
女子結果>>優勝:就実(岡山)(13年ぶり4回目)

2020年(2019年度)全日本高校選抜・中止→関連記事

取材・文◎直江光信 写真◎川口洋邦、BBM

注目の記事



映画『案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~』
ベースボール・マガジン社
ベースボール・マガジン社