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2018.08.08

【インカレ】男子は明治大が悲願の初優勝!

大学対抗2日目:インカレ2018◎8/7-8/11岡山県・浦安総合公園テニスコート、岡山県総合グラウンド南テニスコート、岡山県備前テニスセンター

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悲願の初優勝を遂げた明治大
大学生の頂点を決めるインカレが8月7日から岡山県の浦安総合公園テニスコートをメイン会場に開催されている。大学対抗戦は、7日、8日の2日間で行われ、男子は明治大が決勝で日本体育大を破り、初優勝を果たした。
 

決勝は0ー2からの3本回し

 8日の朝一番に行われた準々決勝で、日本体育大がインカレ6連覇中の王者・早稲田大に③ー1で勝利。「『打倒・早稲田』を掲げてきた」という日体大は、個々の力で上回る早稲田大を圧倒し、チームの勢いを見せた。

 その日本体育大は、決勝でも明治大に対して2勝し、追い詰めたが、明治大はここから昨年の個人戦覇者の本倉健太郎/丸山海斗が3勝を挙げて、大逆転。インカレの大学対抗で採用されている「せんめつ戦」(1チーム3組による対抗戦で、片方が3組敗退するまで試合が行われる方式)ならではの逆転劇で頂点に立った。

「自分は器用じゃないから、気持ちが一番。気持ちが入るといいプレーができる」という本倉は、次々に強烈なカウンターショットを決めていき、これには日体大の対戦ペアも思わず苦笑いするしかないほど。また、前衛の丸山は、「劣勢でも、焦ることなく冷静にプレーできた」と、連戦にも涼しい表情だった。

 2人は9日からの選手権(ダブルス)では、連覇をかけての戦いがスタート。「気持ちで負けずに、早稲田を破って連覇したい」(丸山)、「今年は向かってこられると思うので、自分から向かっていけたら」(本倉)と選手権への意気込みを語った。

3本回しで明治の初優勝を決めた本倉健太郎(左)/丸山海斗

初優勝に沸き、同校OBの北本英幸コーチを胴上げする明治メンバー

キャプテンの丸岡俊介は「去年が2位で、優勝まであと一歩だった。OBの皆さんからも長く優勝を期待する声があったので、本当にうれしいです」と初優勝の喜びを語った

決勝

明治大 ③ー2  日本体育大

▶︎一次戦
北本達己/米澤 要  0ー④  橋本旭陽/星野雄慈
丸岡俊介/金子大祐  0ー④  川崎浩希/山本貴大
本倉健太郎/丸山海斗 ④ー0  原口峻一/川上史弥

▶︎二次戦
本倉健太郎/丸山海斗 ④ー3 橋本旭陽/星野雄慈

▶︎三次戦
本倉健太郎/丸山海斗 ④ー1  川崎浩希/山本貴大

取材・文◎田辺由紀子 写真◎矢野寿明

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