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2018.09.26

【動画】片手と片足で身体をキープ。バランス力を鍛えるトレーニング

U-20男子チームの兼平トレーナーが動画でレクチャー

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秋冬身体のバランスを整えよう!

 大会が続くシーズンを終えると、身体の使い方はどうしてもテニス寄りになっています。使う筋肉が利き手に偏ったり右足重心になるなど、もともと非対称な人間の身体が、よりバランスを崩してしまうのです。だからこそこの時期は、体幹トレーニングによって左右均等にどちらにも動ける身体になるよう全身のバランスを整えていくことが必要です。

 45号で紹介するトレーニングは、手を使うものが多いです。人間は常に足を地面につけている一方、手を地面につく機会はあまりありません。しかし、脳が手から得る感覚は多いため、手を巧みに動かせるようになるといろいろな感覚を養うことができ、動きも変わってくるのです。テニスで言えば、右手だけで打っていたのが左手も使えるようになるなど。体幹とともに手の感覚も強化していきましょう!

【バランス力を鍛える!】サイドキックスルー

回数
左右交互に10回×3セット

やり方
①四つ這いになり、つま先を立ててスタンバイ。
②背中をまっすぐに保ち、両ヒザを浮かせる。右手と左足でバランスをとりながら、左手と右足を同時に伸ばしていく。伸びきるまで2秒くらい。
③ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側も同様に行う。左右で1回、10回で1セット。

ここに注意!
足を伸ばす方向に注意。腰より下の位置(足首方向)に伸ばしてしまうことが多いが、元のヒザの位置のライン上に伸ばす。

兼平トレーナーのアドバイス
伸ばす足の位置が分かりづらい場合は、コートのラインを使おう。スタート時はライン上に両ヒザを置き、ライン上に足を伸ばせばOK

兼平智孝◎かねひら・ともたか/1984年5月18日生まれ。岩手県出身。見前中-黒沢尻北高-鹿屋体育大を経て、トレーナーに。2016年8月、宮城県仙台市にパーソナルトレーニングジム&整骨院として『H-Field Sports Performance Center 』をオープン。身体の本来の機能を呼び覚ますトレーニングで、アスリートの指導にあたる。2017年全日本U-20男子トレーナー

取材・構成◎井口さくら 動画撮影◎井出秀人

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