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2022.10.09

【国体男子】成年男子は広島が福井との準々決勝も制し、頂点へ向け驀進!

3日目(成年男子):第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」◎10/7-10 栃木県那須塩原市・石川スポーツグラウンドくろいそテニスコート

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広島のシングルスを担う広岡宙。9月後半には、韓国で開催されたKOREA CUPに出場し、さらにシングルスに磨きをかけている

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」のソフトテニス競技は10月9日、栃木県那須塩原市の石川スポーツグラウンドくろいそテニスコートで3日目が行われた。21チームでトーナメントを競う成年男子。初日は準々決勝までが行われた。明日の準決勝には、ディフェンディングチャンピオンの広島のほか、埼玉、群馬、北海道が勝ち残った。

 NTT西日本を擁する昨年の覇者・広島は、2回戦で東京、準々決勝では福井県庁単独の福井をストレートで倒し、順調にベスト4入りを果たした。今回のトーナメントで、広島にとっては、夏の全日本実業団選手権の決勝の相手・福井県庁単独の福井との4本決めがヤマ場に見えた。

 だが、5人全員が日本代表チーム入りを経験しているという、高レベルなメンバー構成の広島は、1番・長江光一/上松俊貴のダブルフォワード、2番・シングルスに広岡宙、3番には内本隆文/内田理久の雁行陣という布陣で臨み、難敵・福井県庁をG④―0、G④―1のストレートで振りきり、その強さを改めてアピールした。

 埼玉はアキム3人、川口市役所2人に、中央大の幡谷康平の5人で臨み、準決勝はワタキューセイモア4人に、天皇杯獲得経験のある星野慎平(京都第二赤十字病院)の布陣の京都との競り合いをモノにしてベスト4入り。

 さらに、準々決勝で学生5人のイキのいい奈良を0で撃破した群馬、石川との三番勝負をものにした北海道が準決勝進出を決めた。

■準々決勝
広島 ②―0 福井
長江光一/上松俊貴 ④―0 中本圭哉/鈴木琢巳
広岡宙 ④―1 遠藤爵由
内本隆文/内田理久 ――― 品川貴紀/早川和宏

男女ともにベスト4入りを決めた群馬。準々決勝に勝利し、喜びをかみしめていた

取材◎八木陽子 写真◎井出秀人

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